タイトル
<海ノ口自然郷での冬鳥の観察>
日  時2004年11月27日(土曜日) 9:00〜12:00
天  候快晴
参加人数23名
コ ー ス八ヶ岳高原ロッジ周辺
巣観察野鳥ゴジュウカラ、コガラ、ウソ など


快晴に恵まれた八ヶ岳山麓の海ノ口自然郷。 集合場所の八ヶ岳高原ロッジ駐車場には定刻30分まえから会員が次々集まってきました。

本日のガイドは、猛禽類の観察に精力を傾けているクラブ会員の山路さんです。コースはロッジ周辺の遊歩道を 美鈴池−八ヶ岳高原ヒュッテを経由して歩きました。

林の中ではコガラやゴジュウカラなどのカラ類とウソなどが観察できました。美鈴池は周辺が木々で囲まれていましたが、水鳥は見られませんでした。 池の周囲が遊歩道であることや、池に葦などの身を隠す場所が無い事などが原因と思われます。 冬鳥はあまり見られませんでしたが、 風のない穏やかな快晴に恵まれ、初冬の高原の雰囲気を十分に味わうことが出来ました。



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齋藤代表の挨拶

本日のガイドは会員の山路さんです。

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双眼鏡の使い方について丁寧な説明がありました。また双眼鏡の性能については、倍率は8〜10倍位で、対物レンズの口径が 大きいもの(40mm位)を選ぶと視野も明るく、使いやすいそうです。

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美鈴池の方に向かって出発です。

キツツキの開けた穴がありました

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キツツキの種類と見分け方について、図を用いて特徴を説明をする山路さん。

またキツツキの樹洞の掘り方や内部の構造についても図で説明

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前方にゴジュウカラやコガラなどのカラ類が見えました。

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カラ類は首筋のネクタイ状の黒い帯の形で区別できます。腹まで続く長いネクタイは シジュウカラ、幅広の蝶ネクタイはヒガラ、小さな蝶ネクタイはコガラ。

ゴジュウカラは、頭を下にして樹の幹を移動したり、 幹をくるくると回ったりする器用な鳥です。

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もうすぐ美鈴池です。

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八ヶ岳の雄大な姿と美鈴池に映る山容に見とれる会員たち

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八ヶ岳をバックに記念撮影

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インコ用の巣箱をそのまま掛けてありました。 このような巣箱は野鳥にあまり利用されないそうです。

シカの角研ぎの痕。木の周囲の皮が全て剥がれ木は枯死します。

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ウソがいました。

ウソやイカルなど、くちばしの太い野鳥についての特徴を説明する山路さん

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この巣箱は朽ちて針金だけが木に残り、放置されています。

針金が木に食い込んでおり、木が枯れてしまいます。シュロ縄で固定すべきです。

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八ヶ岳高原ヒュッテで小休止

フクロウ・プロジェクトの参考にフクロウの鳴き声の録音を聞きました。
初めてフクロウの声を聞く会員も・・・

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高原ロッジの駐車場へ戻って来ました。


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