タイトル
[ ハイキングと冬鳥の観察 ]
日  時2005年11月26日(土曜日) 9:00〜11:50
天  候
参加人数27名
コ ー ス八ヶ岳高原ロッジ−美鈴池−杣添川−八ヶ岳高原ロッジ


今回は八ヶ岳自然クラブのフィールド・八ヶ岳の南麓から離れて八ヶ岳東山麓の長野県海ノ口自然郷にある八ヶ岳高原ロッジ周辺で ハイキングをかねて冬鳥の観察会を開催しました。ガイドは野鳥に詳しい会員の山路さんです。

晴天に恵まれましたが、標高1500mの自然郷は さすがに気温は低く、昼近くでも氷が厚く張っているところがあちこち見られました。 コースは八ヶ岳高原ロッジから美鈴池を経て、杣添川の川辺までの遊歩道を往復しました。冬鳥を観察するには少し早い時期か、と思っていましたが、 ツグミやアトリなどの冬鳥が何度か姿を見せてくれました。



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定刻20〜30分前から次々会員が集まりました。皆さんしっかり防寒対策しています。

本日のガイドは会員の山路さんです。

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美鈴池に向かって出発します。

途中にある小さな池は全面結氷していました。

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ツグミがいました! ツグミは以前カスミ網で大量に捕獲され食用にされたという 悲しい歴史があります。その後自然保護関係者の努力により法律が改正され、 カスミ網による密漁の取締りが強化されています。

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カラ類の識別方法について図で説明する山路さん

図鑑に印刷されているバーコードをなぞると鳥の声が聞こえる装置でカラ類の鳴き声の違いを 確認しました。仲間がいると思ったのかカラ類が近くへ飛んできました。

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シラカバの林を抜けてゆるい登りを進むとまもなく美鈴池です。

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美鈴池の向こうに八ヶ岳の主峰赤岳が見えました。すでに一部雪で覆われています。

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八ヶ岳をバックに記念撮影

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北国からの渡り鳥 アトリがいました。

杣添川までは少し急な登りが続きます。

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途中コメツガの木に掛けたフクロウの巣箱がありました。八角形のユニークな形状です。 製作者が天然の樹洞のように円形に近い八角形にしたものと推察されます。 入り口が朽ち始めており最近は使われてないように思われます。

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杣添川のせせらぎを見ながら休憩、ここから引き返します。

岸辺には厚い氷が張り付いていました。

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小さな野鳥は何故群れるのか?野鳥の平均寿命と最長寿命の差が何故大きいのか? 野鳥の不思議について図を用いて分かりやすく解説する山路さん。

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出発地点へ戻り現地解散です。ご苦労様でした。


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