[ 薬用植物観察会 ] | |
講 師 | 清藤城宏園長 (農学博士) |
場 所 | 八ヶ岳薬用植物園 |
日 時 | 2006年7月5日(水曜日) 10:00〜12:00 |
天 候 | 雨 |
参加人数 | 38名 |
北杜市小淵沢町の八ヶ岳薬用植物園での薬用植物観察会には、あいにくの雨にもかかわらず30名以上の方々が参加されました。 植物園の案内は清藤園長にしていただきました。 植物園は入り口から想像するよりもかなり広く、今回の2時間の観察時間では全てを見ることは出来ませんでした。 また薬用植物という言葉から草をイメージしていましたが、薬用の木々もいろいろあることが分かりました。 韓国で土産用に販売されている朝鮮人参が、日本の長野県で栽培されていることや、アマチャの木が日本特産の木であるから 甘茶をお釈迦様にかける風習は日本発祥ではないか、との話は興味深いものでした。またマタタビの葉についても表面が白くなっているが、 内部には葉緑素を持っているので、枯れたり衰弱しているのではなく、昆虫などを呼ぶためかもしれない、等、 本では知ることの出来ない話をいろいろ聞くことが出来、興味深い観察会でした。 |
植物園の歴史や役割について説明する清藤園長 |
園長さんの話を聞く参加者たち |
霧のかかった雨の植物園を園長の清藤さん自ら案内していただきました。 | |
このラムズイヤーはシソ科の植物で、シソ科の植物は茎が四角になっています。 茎に触るとよく分かります。 |
メモしたり、薬草を入念に見る参加者 |
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雨の中、園長さんの解説を熱心に聞く参加者たち |
ヤマアジサイと同じような花が咲いていますが、これはアマチャ。 ヤマアジサイの変種で葉を乾かすと甘味が出ます。 |
観察場所の移動時は傘の列が長々と続きます |
早々とナナカマドが紅葉していました。 |
雨の中少々無理して記念撮影をしました。 |