高山植物観察会

観音平−押手川−青年小屋−権現岳山頂−青年小屋−押手川−観音平

権現岳周辺の尾根筋に咲く高山植物の花々の観察会です。　ガイド役は四季を通して八ヶ岳に登っている当クラブ副代表の青木興家さんが担当しました。 観察会といっても出発地点の観音平から権現岳山頂まで1200mの標高差を登ります。６０代を中心に７０代も参加した熟年グループでしたが、 全員予定時間を上回るペースで山頂に着きました。

天候は比較的安定していましたが、雲が多く遠くの山々はよく見えませんでした。でも高山植物の花々は20種以上観察でき、参加者のデジカメが大活躍、 参加者の期待に十分応えた一日でした。

観音平にはかなり早くから集まり始めました。参加者の意気込みが感じられます。

本日のガイドは青木さんです。

足取り軽くスタートしました。

雲海で一休み

樹皮をシカに食べられた木が目立ちます。 倒木の樹皮はきれいに食べつくされていました。シカの食害が次第に広がっているようです。

コケに覆われた平坦な休憩場所・押手川に着きました。

次第に勾配が急になってきます。

数年前皇太子殿下が宿泊された青年小屋に着きました。 ここで大休止です。遠くに権現岳の頂が見えます。

青年小屋を過ぎると勾配はかなり急になってきます。

振り返ると青年小屋が小さく見え，その向こうに編笠山が姿を見せています。

西ギボシまでは急な登りが続きます。

東ギボシの急峻な岩壁に圧倒されます。

お花畑の傍で休憩です。

被写体には事欠きません。

急な岩場を次々越えて行きます。

尾根に出ると山頂は目の前でした。

山頂は狭く、交代で写真を取ります。

登ってきた西ギボシ、東ギボシの峰々の向こうに小さく青年小屋が見えました。 (手前の小屋は権現小屋）

山頂の少し下に比較的広い場所があり、そこで昼食です。

雲に隠れそうな八ヶ岳の主峰・赤岳をバックに記念撮影