タイトル
講 演・実 習 会
「不思議な羽のしくみ」 と 「羽のしおり作り」
日  時2012年11 月15日(木)9:00〜12:00
天  候
参加人数20名
会  場キープ協会自然学校 ゼミ室(ジャージー)



今回初めての試みとして、講演と実習を組み合わせた企画が行われました。 1時間の「不思議な羽のしくみ」 講演で鳥の飛行原理を理解し、 その後2時間の実習で 飛行を支える機能美の象徴である「羽のしおり作り」を楽しみました。講師と実習指導は、 日本野鳥の会バードウォッチング案内人、 YSCインストラクターの山路公紀さん(北杜市在住)です。

講演では、始祖鳥以降の鳥の進化、翼と飛行のしくみ、構造色、ダウンとフェザー、羽の各部の名称等について、 スクリーン映写と配付資料を使ってお話し頂きました。「翼と飛行のしくみ」では、翼の内側部分(内翼)で揚力を、 外側部分(外翼)で推進力を得る巧妙な鳥の羽のしくみを詳しく学びました。

実習では、講師が標本(※)から抜いて事前準備してくれた、カワラヒワ、シメ、トラツグミ、アトリ等の羽を和紙台紙等の上に 自由にデザインして組み合わせ、羽の部位名称等をメモしたラベルと共にラミネートフィルムに挟んでラミネーターで封入後、 リボンを付けて完成。 各自が自分用のしおりを3〜4枚作って持ち帰りましたので、読書熱が高まる?ことが期待されます。

 

※今回の鳥の羽標本は、かねてより講師のもとには窓ガラスなどに衝突などの事故により死亡した鳥が持ち込まれており、
これらを冷凍保存していた個体よりご提供頂いたものです。




写真1 写真2 写真3

講師の山路さん

命の一部であり
粗末に使わぬようにとの注意

鳥はヒトの大先輩

写真4 写真5 写真6

羽の構造

3つのグループに分かれて実習

各グループ毎で打ち合わせ

写真7 写真8 写真9

美しい羽の構造標本

羽の配置を検討中です

出来たよ

写真10 写真11 写真12

ラミネーターで固定します

作品完成です

出来た作品は持ち帰りました


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