タイトル

「ニホンミツバチと暮す四季」

講  師田中 盛さん(ニホンミツバチ研究家)
会  場八ヶ岳自然ふれあいセンター ホール
日  時2013年 1 月18日(金) 10:00〜11:45
天  候
参加人数56名


10年ほど前、山荘の屋根裏にミツバチが住み着いたことがきっかけでニホンミツバチに 興味を抱き、爾来、北杜市大泉町の標高1200mの場所でニホンミツバチを飼育されている田中さんから、その生態について興味深いお話を伺いました。

  ・ 羽化後の日令により役割を変えてゆくジョブローテーション
  ・ 蜜のあり場所を仲間に知らせる尻ふりダンス等のコミュニケーション能力
  ・ ハイライトである巣別れして新たな集団を作る分蜂
  ・ スズメバチをもやっつけてしまう高熱を発生させる能力
  ・ 越冬時は貯蓄した蜜をエネルギー源に巣内暖房する様子など

最後に小学校でミツバチ飼育を通して自然体系の理解と環境への興味を育む活動をしてゆきたいとのお話で締めくくられました。 養蜂を趣味とされる方々からも活発な質問があり予定の時間をオーバーする程でした。

また、フロアの方からミツバチにも細菌により幼虫(蛆)が腐る腐蛆病(ふそ病)という法定伝染病があることが紹介され、 養蜂をされる場合、蜂の様子に注意を払うようにとのご意見がありました。



写真1 写真2 写真3

講師の田中さん

山荘でのミツバチとの出会い

講演の様子

写真4 写真5 写真6

ミツバチのコミュニケーション能力

ハイライトの分峰

自然の営みへの興味を育む活動を


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