タイトル
ズミあふれる八ヶ岳牧場を歩く
日  時2014年5月23日(金曜日) 9:00〜11:50
天  候曇り
参加人数29名
コ ー ス八ヶ岳牧場入り口−八ヶ岳横断道−八ヶ岳牧場入り口


 今年はズミには早かったようで「ズミあふれる」というわけにはまいりませんでした。 そのお詫びという事で本日の案内役の佐藤さんはコンニャクの花を持参して披露されました。コンニャクイモは通常3年で収穫します。 花が咲くのは4〜5年生なので花は珍しいとの事です。

集合場所から山に入ると麓ではとっくに終わっているミツバツツジが目立つようになります。一口にミツバツツツジと言われていますが 八ヶ岳南麓にはミツバツツジとトウゴクミツバツツジがあり雄しべの数がミツバツツジは5本、トウゴクミツバツツジは 10本で咲く時期も場所も少し異なるそうです。

沢筋辺りではサンリンソウをはじめ多くの花を見ることができました。サンリンソウと称しますが 三つの花は順々に咲く為三輪の花が一度に見られる訳ではありません。八ヶ岳横断道に達する場所ではアオナシが綺麗に咲いていました。 またここではお花が蕾から種になるまでの様子が一叢の株で見ることができるという珍しいオキナグサ群をじっくりと観察。

八ヶ岳横断道沿いに花をめでつつ美しの森方面に歩を進めます。牧場の開けた所ではグンバイヅルの群落などの可憐な花を観察、 キランソウの解説を伺い、放牧されたばかりの牛ののんびりした様子を見、ゆったりした気分で牧場内コースをたどります。 広い牧場の中では半分開花したズミの大木や南アルプスを眺めながら、植物の色々なお話をじっくり聴くことができた一日でした。




写真1 写真2 写真3

コンニャクの花を
紹介する案内の佐藤さん

これはトウゴクミツバツツジ

沢筋での観察

写真4 写真5 写真6

ホソバノアマナ

サンリンソウ

クリンユキフデ

写真7 写真8 写真9

アオナシ

オキナグサ

エイザンスミレ

写真10

展望台、アオナシの前で

写真11 写真12 写真13

まだ早かったクリンソウ

アオチドリ

グンバイヅル

写真14 写真15 写真16

のんびり牧草を食む牛と八ヶ岳

キランソウ別名ジゴクノカマノフタ

ズミ


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