タイトル
入笠山の花・トレッキング
「花コース」、「山コース」の2つのコースを楽しみました
日  時2014年7月29日(火曜日) 9:00〜15:30
天  候晴れ
参加人数「花コース」17名  「山コース」27名  計44名
コ ー ス

  花コース


  山コース
富士見パノラマリゾート駐車場〜マナスル山荘or山彦荘は乗合

山彦荘(入笠湿原)〜ゴンドラ山頂駅(入笠すずらん山野草公園)〜
山彦荘=御所平〜マナスル山荘

入笠山登山口(マナスル山荘前)〜入笠山頂上〜大阿原湿原〜
テイ沢〜小黒川林道〜高座岩〜入笠牧場〜入笠山登山口



 2つのコースで楽しむという試みは、天候にも恵まれ、それぞれ満足のいく観察会となりました。

「花コース」
入笠湿原へはシカの食害から守る為の柵の戸を開けて入ります。チダケサシ、ノハナショウブ、ホソバノキリンソウなどに混じって、 クガイソウ、クサレダマ、マツムシソウが咲き始めていました。湿原の外れにオオルリソウとミヤマハタザオがありました。
ここからゴンドラ駅までは林の中の道です。林床にはアオスズラン、ジンヨウイチヤクソウ、コバノイチヤクソウなどが咲いていました。 入笠すずらん山野草公園は、もともと自生していた植物を再現した公園ですが、たくさんの夏の花が咲き競い、自然のお花畑の雰囲気がありました。
昼食後別ルートで湿原まで戻り、車移動で御所平へ。御所平のお花畑も柵の中です。コオニユリ、ヤナギラン、ハクサンフウロなどゆっくり眺めて一周。 山コースとの合流点のマナスル山荘まで、ウバユリを眺めながら歩きました。
入笠湿原の標高が1734m、ゴンドラ駅が1780mですから、標高差の少ない、楽々の花いっぱい観察会となりました。

「山コース」
マナスル山荘前から入笠山(1955m)へ向かう。頂上では360度の眺望を期待していたが、残念ながら富士山・甲斐駒は雲の中でした。 首切清水を経て大阿原湿原へ、湿原では3頭の子狸のお出迎えがあったりサギスゲをバックに写真を撮ったりして、のんびり木道歩きを楽しみました。
湿原の中間あたりでテイ沢を下って行くと、いくつもの丸木橋が架かった苔むした清流沿いの道となり、まるで別世界に迷い込んだようでした。
いったん小黒川林道に出て「北原新道」と記された小さい標識から、本日一番の急登の先が高座岩です。 そこから伊那の集落や中央アルプスを眺め昼食を楽しんだ後、御所平峠を経て登山口に戻りました。
バリエーション豊かな入笠山周回ルートでした。



写真1 写真2 写真3

花コース コオニユリ

花コース ソバナ

花コース マツムシソウ

写真4 写真5 写真6

山コース 入笠山山頂

山コース 大阿原湿原の子狸

山コース 大阿原湿原サギスゲ

写真7 写真8 写真9

山コース テイ沢の丸木橋

山コース 本日一番の急登

山コース 高座岩の石碑達

写真10

花・山コース合流して集合写真


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