タイトル
清里の自然と歴史を訪ねて
日  時2014年12月2日(火)  9:30〜12:00
天  候曇り
参加人数23名
コ ー ス町営駐車場〜開拓の鐘〜滝見の丘〜八ヶ岳霊園〜
安池興男物語のみち(一部)〜野草の丘〜町営駐車場


 雪がちらつく空模様、前夜にプロフェッショナル仕事の流儀でポール・スミザーさんの放映があり、その作品である萌木の村で 造園中の清里山野草ガーデンを興味深く見学。散策路を開拓の鐘から巡ってゆき、滝見の丘広場からは千ヶ滝を望みました。

 次に訪れたのは八ヶ岳霊園です。清里には2人の開拓の父と呼ばれる人がいます。 昭和13年日米協会の青年活動およびBSA指導者訓練場として清泉寮を建設したポール・ラッシュ氏、同年に奥多摩湖を造る為丹波山、 小菅村の28戸62人が八ヶ岳山麓念場ヶ原開拓地に入植し、その開拓を支えた八ヶ岳開墾事務所長の安池興男氏です。 この霊園には開拓者と安池氏の墓石や藤倉学園園児の墓があります。藤倉学園園児は太平洋戦時下、 伊豆大島から疎開してきたが厳しい自然と食糧難の中10名が冬を越せなかったという悲しい物語がありました。

昭和15年開校の清里小学校・八ヶ岳分教場跡、厳しい環境の中で分教場を作った先人の苦労がしのばれます。 安池氏の功績を伝える「興民館」の名前を付けた公民館、300mの隧道を掘削し、この辺りに一戸当たり一反となる2丁7反のタモ原水田を造成な ど開拓の道を辿りました。

 最後は「花子とアン」オープニングシーンのロケ地 八ヶ岳少年自然の家(の活動フィールド)野草の丘を訪れ、 皆で花子の気分を味わいました。清里の多くの顔を見られたひと時となりました。



写真1 写真2 写真3

今日の案内は
当クラブ代表の竹内さんです

ポール・スミザーさん製作中の
清里山野草ガーデン

滝見の丘からみる千ヶ滝

写真4 写真5 写真6

八ヶ岳霊園史・碑文で歴史を確認

藤倉学園園児の墓・鎮魂の碑

清里小学校八ヶ岳分教場跡

写真7

雲がかかった八ヶ岳をバックに
野草の丘にて

写真8 写真9 写真10

隧道とタモ原水田
隧道出口付近

花子の気分で

清里森林浴公園


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