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八ヶ岳自然散策

編笠山

【2009年7月】
八ヶ岳の最南端にある編笠山は、その名の通り編笠の形をした優雅な山である。 一般的な登山口の観音平にはヒカリゴケの自生地がある。
登山道は、5月中旬ごろならダンコウバイやマメザクラ、秋にはマツムシソウが咲く。 カラマツ林の人工林から急登がはじまり、シラビソの原生林に入ると水の無い押手川に着く。 ここから青年小屋に向かう道と頂上に行く道に分かれる。
2,524mの頂上は岩ばかりだが、3つのアルプスや富士山、遠くは白山まで見渡せる展望が広がる。 地元の小淵沢小学校では、32年前から集団登山を続けている。 高学年が参加する伝統行事で毎年新聞を発行して登頂の喜びを綴っている。
(文・写真 佐藤悠記)
このページは、「 八ヶ岳ジャーナル」紙に寄稿した記事を掲載しています。
 
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