清里湖のオシドリ
【2012年12月】
毎月、清里湖で野鳥の観察をし、見られた種類と個体数を記録しています。 個体数が一番多いのはオシドリでした。600羽を越える姿を見た時もありました。
警戒心が強い鳥で、群れで行動しています。 人の姿に気づくと、すぐに飛び立ってしまいます。清里湖では対岸の岸辺近くを泳いだり、休んだりしていることが多いです。
オスメスが寄り添う姿もよく見られ、仲の良い「オシドリ夫婦」という言葉も知られています。 しかし、実際は毎年違う相手を探すという習性を持っています。
湖面は1月半ば全面結氷してしまいます。 オシドリやカモたちは凍っていない水面を求めて旅立ちますが、氷が解ける3月には再び姿を見せてくれます。
(文・写真 竹内時男)