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八ヶ岳自然散策

エナガ その穏やかな性格

【2015年6月】
我が家のひまわりの餌台には色々な鳥が集まる。
ゴジュウカラは戦闘的な顔付で突進し、シジュウカラとヤマガラは時には大きく広げた羽を激しく振るわせて威嚇し、 餌台を独り占めする。カワラヒワ、モヒカン頭のアトリは大勢で争いながら餌台を占拠する。イカルや シメは嘴を開けて威嚇する。
珍しく可愛いコガラがイカルと仲良く餌をついばんでいると思ったが、 小さい体にひしゃくの柄のように長い尾がある可愛いエナガであった。何とも微笑ましい情景である。
エナガはグループで行動し、子育てに失敗した雌雄が仲間の子育てを手伝う事もあるとのこと。 一時姿を見せなかったが、子育てを終えたのか、つがいで餌台に来ている。(文・写真 佐波義友)
このページは、「 八ヶ岳ジャーナル」紙に寄稿した記事を掲載しています。
 
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